リスキリングってなに?リスキリングで賃金アップできる!?

ステップ2 お金を稼ごう!
ネコ
ネコ

最近話題のリスキリングっていったい何?

チョコ
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リスキリング(Re-skilling)は学び直すって意味だよ。

最近話題のリスキリング。これからリスキリングして、収入アップ!と思っている人も多いのではないでしょうか?

リスキリングと言っても一体何を学ぶのか?何故、政府はそんなことを言い出したのでしょうか?

今回は、リスキリングについて、またリカレントの違いについてしらべてみました。

リスキリングとは?

リスキリングは和製英語のように聞こえますが、英語でもRe-Skillingと言いちゃんとした英語です。

リスクリングは文字通り、Re(反復、また、再び)Skill(技術、技能、助けになる、役に立つ)ことです。

チョコ
チョコ

ちなみに、スキルアップ(Skill-up)は和製英語だよ!
英語は、improveを使うよ!

2022年10月3日の所信表明演説で岸田総理は、個人のリスキリングに5年間で1兆円の投資を投じると表明しました。

経済産業省が取り組んでいるリスキリング施策は、大学や教育機関で学びなおす「リカレント教育」とは異なり、主にデジタル時代の人材政策のためのものです。

リスキリング支援の3本柱として下記の3つを発表しています。

①転職・副業を受け入れる企業や非正規雇用を生起に転換する企業への支援

②在職者のリスキリングから転職までを一括支援

③従業員を訓練する企業への補助拡充

なぜ政府はリスキリングを支援するの?

中藤玲著書の「安いニッポン」が話題になりました。日本のディズニーは世界で最安値水準だし、日本の賃金平均賃金も伸び悩んでいます。

また、昨今の原料高により物価が高騰し、生活に大きなダメージを与え続けています。また、政府が賃金アップを企業に要請してもその恩恵をうけられるのは大企業の正社員だけです。

政府は、この状況を打破しようと労働者を新しい成長分野に移動させ、産業構造の転換を後押しすることで、労働生産性の向上と賃上げにつなげたいと考えているのです。

https://data.oecd.org/earnwage/average-wages.htm

経済産業省は、「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」として、資源に乏しい日本は、人的資本が最重要としています。

しかし、日本は「企業は人に投資せず、個人も学ばない」国といわれており、「社外学習・自己啓発を行っていない人」の割合が46%と、国際比較において最も高いのです。

これでは第四次産業革命を起こすためのリスキリングはおろか、現状維持の人材投資も確保できません。

https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf

賃金格差は深まるばかり

先にも述べたように、日本は個人の自己投資も学校卒業以後ほとんどしない国です。

これは日本の「根回し」など、企業内人間関係という企業内の特殊な人的資本に対し、過度に依存する仕組みを作り上げているからです。

非正規雇用者の賃金は、正規雇用者の初任給の平均に近い低い値になっており、永遠の賃金搾取ともいえる状況です。さらに、潜在的に労働生産性の高い非正規労働者は、永遠にその能力を発揮するインセンティブを奪われているのが現状です。

これは、経済的に不合理であり、特にジェンダーギャップの要因にもなっています。

問題として、日本の雇用者にとって、自社を離れても役に立つ”ポータブルスキル”へのインセンティブがないこと、非正規雇用者にとっては、自己投資でスキルを身に着けても正規雇用の道が見えてこないことが考えられます。

日本が「企業が人に投資せず、個人も学ばない」社会なのは、現職とは独立に「学ばせること・学ぶこと」のインセンティブに欠ける社会だからなのです。

厚生労働省:ポータルスキル

どうすれば賃金が上がるのか?

いくら政府が「リスキリングに投資します!国民の皆さん頑張ってくださいね!」といってもなんのインセンティブもないのであれば誰も苦労してリスキリングなんてしません。

企業が「よし、ジョブ型に変更するぞ!」とか「リスキリングしたらご褒美にボーナスあげるよ!」としても、大企業の正社員だけが受けられる恩恵であり、本当の意味での能力に応じたインセンティブが得られるには、年功序列の体制から脱出する必要があり、世代交代するまで待つしかありません。

バブル経済が崩壊してから、受験戦争や就職氷河期と貧乏くじを引き続けている団塊Jr世代にそんな時間はありません。今が稼いでおかないと、厳しい老後が待っているのです。

短期的に賃金を上げるにはリスキリングは有効かもしれませんが、中長期的に賃金を上げるためには、リカレントが重要だと思います。

日本は、「企業は人に投資せず、個人も学ばない」国であり、企業は、「企業内人間関係という企業内の特殊な人的資本に対し、過度に依存」しています。

企業の人事は「学歴フィルター」を使って、「スキル」よりも「学歴」に注目しがちです。そこを逆手にとると「学歴さえよければそれなりに稼げる」のではないかと思うのです。

海外ではリカレントは当たり前です。大学には様々の年代の人が学んでおり、学校を卒業した後は、より賃金の高い職場に転職をします。昨今は、IT技術が浸透し会社を続けながら安価に学べる学校も沢山あります。

たった4~5年で人生が好転する可能性があるのであれば、非正規社員としてやる気搾取されつづけるよりは良い気がします。

また、大学で学んだことは、ポータルスキルとして現職でも、転職先でも生かすことができます。

特に女性にとっては、学歴が高ければ高いほどジェンダーギャップが狭まる傾向にありますので、より多くのメリットが得られると考えることができます。

ダーウィン
ダーウィン

強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。

新しいことを楽しく学ぶことで、なかなか上がらない賃金アップを目指してみてはいかがでしょうか?

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