「ノーペイン・ノーゲイン」。ユダヤ人の成功の秘訣、タルムードとは?

ステップ2 お金を稼ごう!
ネコ
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お金持ちにユダヤ人が多いのはなんで?

チョコ
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代々受け継がれている言い伝えがあるんだよ~。

ネコ
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知っておいて損はないね!

「ユダヤ人は大金持ちで成功者が多い」、「ユダヤ人は優秀だ」というイメージはありませんか? ロスチャイルドもユダヤ系、スターバックスやリーバイスの創業者もユダヤ人、アインシュタインもユダヤ人だったりします。

「ユダヤ人は世界で起こる不幸を一番先に予知し、一番最後に幸福を知る人々である」といわれています。

ユダヤ人は独特の物の見方をしているようです。例えば、リンゴが木から落ちるのを見て、日本人は、秋の寂しさを俳句にします。イギリス人は、何故リンゴは落ちるのか?を考え、ユダヤ人は、なぜリンゴは天空に吸い上げられずに地球の方にうごくのだ?と考えます。

今回は、このユダヤ人の教えを身に着けてより豊かな人生を歩めるよう、ユダヤ人の教え「タルムード」を紹介したいと思います。

タルムードとは?

ユダヤ人には、数千年に及ぶユダヤ人迫害の歴史があります。国土を持たないユダヤ人は様々な国で偏見にさらされ、いわれなき罪に問われて迫害を受けてきました。

このような悲劇の中でユダヤ人が困難を切り抜け、生き延びてこられたのは、ヘブライ聖書とタルムードという知恵の安全律があったからです。

タルムードは、モーセが伝えたもう一つの律法とされる口伝律法を収めた文書で、6部構成、63編から成ります。聖典として認められるのはあくまでヘブライ語で記述されたもののみで、他の言語に翻訳されたものについては意味を正確に伝えていない可能性があるとして聖典とはみなされません。英語版のエルサレム・タルムードと対比してヘブライ語版はバビロニア・タルムードと呼ばれることがあります。

タルムードは約1500年前に今の形ができたといわれています。タルムードは、古代ヘブライ語で「研究」「学習」を意味する言葉で、日常生活の慣習、医学、衛生、子育て、紛争解決、家庭などなどあらゆる事柄についてのいろいろな規範とそれに関する詳細が記されています。

このタルムードは幼い子でも理解できるように、膨大が説話があります。ユダヤ人の母親は子供に幼いうちから、タルムードの説話を繰り返し読み聞かせ、説話に登場した人物や動物の取った行動を「あなたならどうする?」と問いかけるそうです。

ユダヤ人の子供は、こうした説話を通して人生で起こりうるトラブルに対して、どう乗り越えていくのかを考え、工夫やアイデアを導きだすのだそうです。

「この世には人を傷つけるものが三つある。悩み、諍い、空の財布。三つのうち空の財布が最も人を傷つける」

「ユダヤ人は金儲けがうまい」という定説を聞いたことはあるでしょうか? 投資銀行ゴールドマン・サックスやフェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグのイメージもあるのではないでしょうか?シェイクスピアの「ヴェニスの商人」では、ユダヤ人である金貸しシャイロックを悪者に描いています。このように、ユダヤ人には「金に汚い」とか「金の亡者」などの差別があることも確かです。

日本では、お金の話には悪いイメージが付きまといます。悪代官が金持ち商人から賄賂をうけとったり、「地獄の沙汰も金次第」や「金の切れ目が縁の切れ目」など、汚いことのたとえにお金を使うことわざも多くあります。

一方、ユダヤ人は、「心の平穏は財布次第だ」や「金がありすぎると人間は獣のように警戒心が強くなるが、金が全くないとなりふり構わない本当の獣になる」というふうに、心身ともに健全でいるためにはある程度のお金がいるといいます。

ユダヤ人は、お金を人生における扉の「大切な鍵」として捉え、その大切な鍵をどう使って幸せになるのか?という知恵を磨いてきたのです。

2008年のリーマンショック、東北大震災、新型コロナウイルスによるパンデミック、ロシアのウクライナ侵略などにより、世界は様々な危機に襲われています。

このような困難を何度も乗り越えてきたユダヤ人は、お金は平和でより良い人生のための道具として捉え、お金との賢い付き合い方の知恵をタルムードに書き残し、語り継いできているのです。

黄金に愛される7つ道具

1926年にアメリカで出版された「The Richest Man In babylon」には、お金を貯め、守り、原則が書かれた物語が描かれ、多くの資産家や銀行人に読まれ、ベストセラーになりました。この物語では、目先のお金を得るためのテクニックではなく、「お金に愛される知恵を身に着ける」ことや「人との付き合い方」が書かれています。この本には、いつの時代にも通用する普遍的な知恵として、「7つの道具」が紹介されています。

1 収入の十分の一を貯金せよ

2 欲望に優先順位をつけよ

3 貯えた金に働かせよ

4 危険や天敵から金を堅守せよ

5 より良きところに住め

6 今日から未来の生活に備えよ

7 自分こそ最大の資本とせよ

タルムードの説話「二人の乞食」

中世のあるときに、二人の乞食が、キリスト教王国フランスにやってきた。二人は生き延びていくために、お金を集めようと考えた。

 一人はユダヤ教の象徴のダビデの星を置いて、道端で恵みを乞うた。もう一人は、十字架を布の上に置いて、道行く人に恵みを乞うた。

当時のフランスは、キリスト教徒が圧倒的に多かったので、当然十字架を置いた方に多くの硬貨が投げられた。

 十字架の方がユダヤ人にお金が貯まると、物陰でそのコインをダビデの星を置いているもう一人のユダヤ人にわたし、ダビデの星の方に沢山の硬貨があり、十字架の方に効果がないという状況をつくった。

たまたま通りかかったキリスト教の神父が、十字架の方に全く硬貨がないのをみて、「キリスト教の乞食の方よ、かわいそうに。キリスト教の神父である私がユダヤ教に負けないくらいにお金をお恵みさせていただきます」と言って、何枚ものコインを十字架の方に置いて行った。

こうしたことを何日も繰り返し、二人は商売を始める元手を稼ぐことができた。

プラットフォームを作る

この説話では、「プラットフォーム」の作り方を教えています。

二人の乞食は、人々の心理を読み、どうすれば人が動くのかを計算し、多くの人が乞食の前で立ち止まり、お金を落としていく「プラットフォーム」を作り上げたのです。

ユダヤ人たちは、プラットフォームを作るのが上手です。ダイアモンドは、カット方法と研磨術により、何万倍もの価値のある宝石へとなります。ユダヤ人たちは、宝石に対する人々の執着、心理と行動を冷静に読み、投資へと乗り込んだのです。ユダヤ人のことをJewと呼びますが、宝石のことをJewelryと呼びます。これは偶然なのでしょうか?

日本人は、お金は額に汗して稼ぐものだという道徳心があります。企業は、あくまで製品の安さと性能で競うべきだと、良い製品を開発するためにエネルギーを注ぎます。もちろん努力も大切ですが、それだけでは、企業も労働者も疲弊してしまいます。

ユダヤ人は長年の知恵から、このような消耗戦を回避し、独自の仕組みを作り、競争に巻き込まれない環境をつくりあげるのです。ノウハウをブラックボックス化し、トレードシークレット化して、人には教えないプラットフォームを作り上げるのが上手です。

プラットフォームを作り上げるまでは大変ですが、この仕組みが機能すれば、大きな利益を生み続けるというメリットがあります。

現在、ユダヤ人は無料超高速ワイヤレスブロードバンドに熱心に取り組んでいます。MUOSという巨大な人工衛星によって、これから世界は4Gから5Gへと発展していきます。無料で使えるグーグルやスカイプの利用により人を集め、ビックデータを駆使し、広告収入や有料サービスを提供し、そこから収入をアップさせる仕組みづくりに取り組んでいます。そして、ユダヤ人は、「豊かさの次には必ず大貧困が襲ってくる」と、上手くいっているときほど、警戒するのです。

まとめ

タルムードにはたくさんの教えがあります。お金や人生に関する教育は、ほとんど親から子へと伝わるものですが、タルムードを読むことで、これらの教育を大人になってからも学ぶことができます。

分厚いビジネス本が苦手でも、タルムードでは、子供でも理解でき、考えられるような説話が沢山あり、とても面白いです。

より豊かな人生にするために、未来の悲劇への備えのために一度読まれてみてはいかがでしょうか?



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