【日大通信】卒論ってなにすればいいの?手続きから合格通知までのワークフローとは?

ステップ3 投資を始めよう!
ネコ
ネコ

大学3年生になったら、卒論を始めないと!

チョコ
チョコ

そんな前から準備するの?

ネコ
ネコ

早めに始めないと間に合わなくなっちゃうよ。

卒業論文ってなに?

論文とは、自分で立てた問いに対して、明確な答えを主張して、その主張をデータに基づき、論理的に論証することです。なので、レポートのように、調べたり、学んだことをまとめるだけでなく、自分の考えを主張するものです。

これまで大学で学んできたことを踏まえ、これって違くない?とか、これってこうだよね?ということを調べて論文として発表することです。

テーマごとに指導してくださる先生が決まり、先生のご指導の下、論文を作り上げていきます。間違っているんじゃないか?と思って調べていくうちに本当は正しいということが分かったり、こうだよね。と思っていたことが本当は違っていたり、たどり着くゴールが当初の予定とは異なることもよくあることです。

論文は、目次や参考文献を含めず、本文だけで20,000字が目安となります。そのため、かなりの労力と時間がかかります。

卒論っていつ始めればいいの?

卒業論文は、8単位の配当となっています。2単位=半期と考えると、準備期間を含めて2年間の学修期間となります。なので、大学2年後半~3年になったらすぐに始めると良いかと思います。就職活動がある人は大変かもしれませんが、卒論が提出できなくて留年ということもあり得ます。卒業論文指導は2年生から受けられますので、少しずつでもすすめておくと良いと思います。

まずは手続きから

「よし、卒論に取り掛かるぞ!」となったら、「卒業論文指導手帳」を入手します。

ポータルサイト>資料・申請書>卒業論文指導願 を提出し,卒論手帳を入手します。

卒業論文指導願を提出し、5000円を納入すると、手帳と「卒業論文の書き方」という冊子が送られてきます。

また、下記のリンクにも詳細が記載してあり、全体の流れが確認できます。

卒業論文指導について
卒業論文指導を初めて受ける方へ 卒業論文指導を受けるためには,卒業論文指導費(5,000円)を納入し,「卒業論文指導手帳」(以下,卒論手帳)を入手する必要があります。 ポータルサイト>資料・申請書>卒業論文指導願

テーマを決める

指導を受ける

手帳を入手したら、Google Classroomの卒業論文指導(文学専攻)のクラスに入ります。

クラスに入ると卒論の動画や資料が見られるので、時間があるときに見ておきます。

一般指導

一般指導では、卒論の概要、どのようなテーマにするかを決めます。まず最初に、面接指導か郵送指導を選択する必要があります。手続きは必要ありません。

面接指導の場合は、オンラインで予約を取り、指定の時間にオンラインで指導を受けます。

郵送指導の場合は、手帳に質問を下記、学校に送付します。

ポータルサイトからは、夏期スクーリング時の面接指導申し込みもできます。

アドバイスを頂きながら、テーマに沿って、個別指導担当教員が選定・決定されます。

私の場合、ここでテーマを2~3つに絞り、そこから指導して頂けるテーマを選定しました。文学だからどんな分野でも良いというわけでもなく、教育ならどんなテーマでも良いというわけではありません。

かなりの労力と時間をかけて書かなくてはならない論文ですので、自分にとって本当に興味があるものを選ぶ必要があります。

個別指導

テーマが決まったら、どんな内容にするのか検討します。先行研究を調べたり、ブレストを行ったりします。大まか構想や章立てを考えて、比較検討したり、不備がないかを確認していきます。

私の場合は、マインドマップでどんなものを書いていくのかを検討して、章立てを考えてみました。

指導方法は、担当教員によって、Eメールでの指導やオンラインがOKだったり、対面での指導のみを受け付ける場合もあります。

私の場合は、Eメールと手帳のハイブリットでしたが、指導記録は、必ず手帳に記載し、定期的に学校に提出する必要があります。

1年~1年半くらいかけて、資料を集めておき、冬休みに集中して一気に書き上げました。その後、教員の方から、コメントを頂きながら、修正したり、追記したりしていきます。

専門指導

専門指導は、卒論提出の1年前までに専門指導を受けていないといけません。なので、4月卒業の場合は、3年生の12月10日まで、9月卒業の場合は、3年生の6月10日までには専門指導まで進めておかないといけません。

この段階になると、卒論の章立ても完了していて、フォーマットの修正や、文字数の確認、詳細の修正でした。専門指導に以降になってから本格的に論文を書き始める場合もあるようです。

卒業論文を提出する

卒業論文を書き上げ、指導員からOKを頂いたら、いよいよ提出です。

「卒業論文審査届・総合面接試問届」を提出し、論文を提出します。

卒業手続きを行っていないと受理されないので、注意しましょう。

ポータルサイトに、卒業論文の提出方法について記載がありますので、詳細を確認します。

規定のフォーマットとなっているか?指定のファイルを使用しているか?目次とページ数はあっているか?参照はあっているか?文字数は足りているか?などの最終確認を行います。

提出要件を満たしていない場合は、せっかく書いた卒論が受理されない場合があるので、ちゃんと確認しましょう。

試問

卒論が無事受理されると、「総合面接試問について」という通知が送付されます。

卒論の提出が決まった段階で、担当職員から面接の日程について問い合わせがあるかと思います(担当職員によっては、聞かれずに日程が決まる場合もあるそうです・・・)。

指定された時間と場所で、担当職員と面接を行い、自分が書いた論文について質問に対して回答します。

私の場合、オンライン面接でした。論文のテーマについて、その内容について40分~50分の面談を行いました。事前に論文についてのプレゼン資料を用意しておきましたが、あまり使用しませんでしたが、資料を作成しておいたおかげで、質問に対してスムーズに回答できた気がします。

合格通知

面接試問終了後に、卒業論文、卒業論文指導手帳が返送されます。論文は指導員によっては、審査教員保管のため、返却出来ない場合もあるようです。

面接試問の結果は、卒業時に反映されるので、在学中には確認できません。

また、卒業単位不足の場合(単位が不足している場合、試問が不合格の場合)は、卒業延期通知が送付されてきます。無事、卒業単位が足りている場合は、卒業決定通知が送付されます。

まとめ

卒論は、大学2年の終わり~大学3年の初めごろから準備を始めます。また、卒論提出には、「卒業論文指導願」「卒業届」「卒業論文審査届・総合面接試問届」の手続きが必要です。

卒論は、4年間学んだことの総まとめです。いざ書き始めると、今まで学んだことの棚卸のような作業になります。

皆さんの卒論が、いままで学習したことの記念となるような、素晴らしい卒論となることお祈りしております。

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