常識ってなんだっけ??世界のおもしろ法律

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ネコ
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常識ってなんなんだろう

チョコ
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国や文化によって大分違うよね

ネコ
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世界にはどんな常識があるのかな?

チョコ
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今回は世界のおもしろ法律を紹介するよ~

世界には、195か国があり、3000くらいの民族が存在すると言われています。言語は、8000種類あるとも言われており、文化や考え方も異なります。

このような多様性に満ちた世界には、異なるユニークな法律も存在します。法律は、慣習に基づいて制定されたものもあり、それぞれの地域の常識を反映しているとも考えられます。

今回は、各国の法律を通して、様々な国の文化や考え方を探ってみたいと思います

カンガルーにビールを6杯以上のませてはいけない(オーストラリア)

もちろん、このような法律はオーストラリアにはありませんが、一瞬信じてしまいそうになりますよね。

これは、オーストラリアの文化や考え方と深く関わりがあります。オーストラリア人は毎日ビールを6缶飲むことは健康に良いと考えている人が多いようです。

また、昨今問題になっている動物愛護に対する考え方もあり、オーストラリアといえばカンガルー。その二つが繋がってこのジョークがまことしやかに広がったのかもしれません。

パイロットの足の長さは少なくとも90センチなくてはならない(インド)

パイロットになるためには、特定の厳しい要件を満たしている必要があります。

要件が1つでも満たさないと悲劇的な結果につながる可能性があるためです。インドのパイロットに関する法律では、パイロットの足の長さは、どんなに背が高くても、腰からつま先まで90cm以上ないといけないそうです。

飛行機のペダルを正しく操作するためには、脚がある程度長くないと繊細なコントロールができないためであるとされています。

インド空軍(IAF)の将校候補者の公式の医療基準によると、パイロットの脚の長さは99~120cmでなければならないと明示されており、実際はさらに厳しい要件を満たしている必要があるようです。

パイロットは背が高いイメージがありますが、こんな理由があったのですね・・・。

日曜日に洗濯物を干すことができない(スイス)

ヨーロッパの多くの国々は、キリスト教の遺産により、日曜日を聖なる日と考えています。そのため、週の最初の日である日曜日は休息とリラックスするための日として、仕事に出かけたり、家事をすることを避けます。また、日曜日を普通の日として扱う人は軽蔑されてしまうこともあります。さらに、他人の日曜日の休息を妨げると罰金を課せられることがあるため、スイスでは厳格な日曜日の法律が適用されています。実際、これらの規則は、新しく移住してきた人たちにとっては少し窮屈に感じられるかもしれません。スイス人は平和と静けさを愛し、隣人を尊重することが大切なのです。

他にも、スイスには社会的な習慣に基づく「ほんとなの?」と疑いたくなるような法律や慣習があります。その中でも、外国人掲示板などでよく引用されるルールの一つに、「日曜日に洗濯物を干すことができない」というものがあります。実際には、これを禁止する法律はありませんが、多くの地元民は、日曜日に洗濯するなんて・・・と、白い目で見てきます。洗濯場も日曜日は閉まっており、人々に洗濯をしないようにという看板もあります。

ポテトチップス税(ハンガリー)

ハンガリー政府は、より健康的な食品の購入を促すために、「fat tax」という高脂肪で砂糖や塩分を多く含む食品に対し、特別税を導入しました。

対象となるのは、砂糖を加えたソフトドリンク、カフェインを加えたエナジードリンク、甘味料入りの製品、ポテトチップスなどのスナック類などです。

これは、ハンガリー国民の3分の2が太りすぎまたは肥満に分類されているため、社会保障が大きな負担となっているためです。

食品メーカーは、製品に含まれる塩分や砂糖を減らすことで対策を行い、安価で不健康な代替え品を提供する一方、増額された税金を他の製品に配分することで、インフレーションを引き起こしました。

結果、この税により、国民は食料に約25%多く支払わなくてはならなくなりました。

このFat taxは賛否両論ありますが、国民の肥満率に少なからず影響を与えたことは事実です。

今後、この税が長期的にどのような利益をもたらすか見守る必要があるようです。

決闘を申し込んだら犯罪(日本)

実は日本にも「決闘罪」という面白い法律があります。この法律は、明治22年制定されたもので、決闘を申し込んだ人は決闘罪、それに応じた人には決闘挑応罪となります。他にも決闘立会罪、決闘場所提供罪などが定められています。

まとめ

世界には、日本とは違った面白い法律が沢山あります。

こうしてみてみると、育つ環境で身に付けた様々な偏見があることに気づかされます。

アインシュタイン
アインシュタイン

常識とは 18 歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない。

これって常識でしょ?と考えるまえに、常識を疑ってみると世界が広がるかもしれません。

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