「女の敵は女」!?どうしたらうまくいく?めんどうな女子の人間関係

ステップ0 ゴールを決めよう!
ネコ
ネコ

急に無視されたり、感情的に怒ってきたり、女子って何考えているのかわからないよ~。

チョコ
チョコ

女子にとっても、女子って面倒くさいもんだよ。

ネコ
ネコ

どうにかうまくやるコツとかないかな?

女性が社会進出するようになり、2021年には、共働き世帯が約70%となりました。職場にも多くの活躍している女性が見られるようになりました。政府も女性活躍推進法を発足し、企業に向け、働く女性に対する支援を積極的に呼びかけています。

一方、女性が多くいる職場では、女性社員の扱い方に悩んでいるおじさまたちが多くいるようです。

また、男性だけでなく、女性にとっても女性との付き合い方には苦労している人が多いと感じています。

図12 専業主婦世帯と共働き世帯|早わかり グラフでみる長期労働統計|労働政策研究・研修機構(JILPT)

「女の敵は女」とよく言われるように、自分より恵まれている女性に嫉妬し、足をを引っ張ったり、男性の前で、かわいい女を演じたり、すぐに群れを作ったり・・・面倒くさい女はどこにでもいます。

一方で、細やかな気遣いだったり、配慮だったり、聡明さを感じる素晴らしい女性もたくさんいます。

この違いってなんなのでしょう? どうして嫌な女になってしまうのでしょう?

今回は、この嫌な女の特徴を知り、女性との関係をスムーズにする方法について説明していきたいと思います。

女の敵は女!?めんどうな女の嫌な部分とは?

どんな女が嫌な女なのでしょうか?「これだから女は・・・」と言われるような特徴的なもの。いわゆる「女の嫌な部分」を切り出してみましょう。

・自分より恵まれた人に嫉妬し、足を引っ張る

・裏表がある女。本人には「かわいい」って言っていたのに裏では「ださい」と言う

・男性のまえでぶりっ子する。かわいい女や頼りない女を演じる

・恋人ができると、急に付き合いが悪くなったり、彼氏を優先したりする

・群れをつくり、異質なものを排除する

・自分とは違うライフスタイルや意見を尊重せず、「敵」とみなす

・主語に、「私は」ではなく、「常識的に」「普通は」をとり、正論を装い、とことん感情的に攻撃する

・陰口や噂話が大好物

・間接的であいまいな話し方をする。わかってもらえないと不機嫌になる

・「お母さんぶり」な態度で、意見を押し付ける

めんどうな女の正体とは?

嫌な女の特徴を見ているだけで、ぞっとしますね。

これらの女の嫌な部分を切り離し、開放してあげることで、女性は力を得て、さらに活躍することができるようになると思います。

まずは、この嫌な女に共通している特徴を見ていきましょう。

めんどうな女に共通している特徴

このめんどうな女に共通している特徴として、虐待やいじめなど他人から傷つけられてきた経験があります。

自分を否定されて育ってきた人は、自分と違う意見をもつ人に対し、「自分が否定された」と感じる傾向にあります。

虐待的な扱いを受けてきた人は、相手を敵か味方を区別する傾向にあります。

そして、共通的に他人から傷つけられてきた人は、他人の領域と自分の領域の区別がつけにくいという傾向があります。

それでは、これらの女性はなぜ傷つけられてしまったのでしょうか? その背景を探ってみたいと思います。

選ばれる性

社会的地位を築けるようになった現代でも、未だに、女性は「男性から選ばれる性」であることがいえます。どんな男性と結婚したか、よい男性とに選ばれたか、選ばれることを中心に世界が回っていると言えます。

「人気のある俳優がなんであんな女と結婚したのか?」とバッシングの対象になるのは、選ばれなかった女性が衝撃を受け、嫉妬、ひがみ、妬みなどから「その女性が人気俳優をだましたのだ」とその正体を暴くような陰口を論じるためです。

また、「選ばれる」ためには外見や細やかさが重視されます。男性は、女性の外的な部分で判断することが多く、もとめられる女性の外見やこまやかさはマニュアル化することが可能です。もちろん女性は、その女を演じることができます。男性にはわかりませんが、女性からは、「ズルしてる」と思われ、嫌われてしまいます。

この問題は、外見によって「選ばれる」という受動的な立場に置かれていることにあります。

誰かが選ばれるということは、誰かは選ばれないという相対評価の世界に生きているからです。

未だに男性優位社会が残る日本では、「男性よりも下の性」として位置づけられ傷つくことが沢山あります。

「女のくせに」と言われてしまうと、萎縮し、自分の意見を主張するよりも、相手の顔色を上手に読み、サポート役に徹することで、嫌な女の部分を強化していくことに繋がるのです。

この嫌な女を切り離すためには、誰が選ばれるかのサバイバル・ゲームから離脱することです。

「どうすれば好かれるか」を捨てて、「自分はどうしたいか」に変えることで、サバイバル・ゲームから離脱することができます。

女性は、このサバイバル・ゲームから離脱した女性からは危険を感じないため、女性からの災いを避けることが出来るようになります。

嫌な女に巻き込まれない方法

それでは、いろいろな嫌な女のカテゴリーから自分を守るためにはどうすればいいのかを考えていきましょう。

嫌な女からの攻撃には、物理的な巻き込みと精神的な巻き込みがあります。

精神的な巻き込みとは、ストレスを感じたり、嫌な気持ちになったりすることです。物理的な巻き込みとは、物理的な攻撃をうけることです。

物理的にも心理的にも巻き込まれないためには、相手のパターンを理解し、「なんでなの?」と原因を探らないことです。単に嫌な女の部分がパターン行動として反応しているだけとみることが重要です。

それでは、それぞれのパターンをみていきましょう!

比べる女

パターン1 嫉妬して張り合ってくる女

分析:選ばれなかったことに傷ついている。少しでも優位に立つことで、自分の存在価値を高めている。

巻き込み対策:「彼女の話」として受け流す

自分を守る:彼女へ刺激を与えない。「彼女の悪口をいわない」「他の仲間との関係を築いておく」

癒し方:「あなたという存在を尊重している」という気遣いを示す

パターン2 ウソっぽくほめられたとき

分析:性格のよい人を演じている。相手の反応を見て、相手がどんな人間か調べている

巻き込み対策:「ありがとう」という。相手の軸で判断しない。

自分を守る:「ほめてくれてありがとう」と伝える。「性格の良い人」を演じている相手の気持ちを満たすことができる。

癒し方:ウソでもほめられたことに対して心からお礼をいうことで温かい繋がりを感じる事ができる

敵と味方を作る女

パターン1 仲の悪い上司の板挟みや派閥

分析:敵か味方かに敏感であり、敵の見方は敵とみなす。

巻き込み対策:物理的には誘いを断ること。精神的には、それを苦痛に思わないこと。相手がどう思うかという相手の軸ではなく、自分はどうしたいかという自分の軸で判断すること。

自分を守る:対立が見えてないかのように振る舞う。周りの職場の人との信頼関係を築いておくこと。

癒し方:相手を個人として尊重する姿勢を常に維持することで、公平な人として見てもらうことができる。

パターン2 悪口大会

分析:敵か味方の区別する。形ばかりの繋がりを持つ。癒されない痛みを持っている人。

巻き込み対策:悪口を言わないこと。陰口の意味を認めない。

自分を守る:悪口を言う人と親しくならない。愛想よくする。刺激の少ない、空気のような存在になる。

癒し方:対象の相手のことには言及せず、「大変だったね」など相手を労う表現をする。

自分と他者の区別がつけられない女

パターン1 他人のことに口出しをしたがる

分析:お母さん病。相手の事は自分が一番わかっているという感覚があり、他人の領域と自分の領域の区別がつけられない。察することや気が利くことだと思っている。

巻き込み対策:相手が相手の領域で勝手につぶやいていることと認識する。そこに真実を感じる必要も言う通りにする必要もない。

自分を守る:否定ととられない言い方をしながら軌道修正していく。自分の行動を縛らない形で彼女の意見を尊重し、できるだけ関係性に距離をおいていくこと。「なるほど、少し考えてみるね」とか「そうか、そういう考え方もあるね」など。

癒し方:「私の領域に入らないで」ではなく、「あなたの領域を尊重している」というやり方をする。

パターン2 私を生きがいにする母

分析:お母さん病。娘は貴重な味方であり、「子離れ」できていない。

巻き込み対策:本来は、子供の成長を支え、自立した大人として送り出すことが親の仕事。親離れの過程であることを認識し、自分にとって必要な人間関係や活動を築いていくこと。

自分を守る:成人として自分の自由を守る。

癒し方:お母さんならこの変化を乗り越えられるはずと信じる事。

演じる女

パターン1 男性にだけいい顔をする後輩

分析:選ばれる性であること。男性に好まれる女を演じている。そのあからさまぶりは他の女性からは明白だが、男性は嬉しそうにだまされている。

巻き込み対策:スルーする。自分を不愉快な思いにしない。態度の違いに注目せず、仕事の内容に注目する。

自分を守る:意地悪と見なされるリスクがあるため、それ以外の人と同じように扱うように注意する。

癒し方:仕事上の後輩以上の存在として見ない。女としてではなく、一人の人間として扱う。

女の嫌な部分を手放して気持ちよく過ごそう!

女の嫌な部分は、社会的背景によるものだったり、彼女自身が抱えている心の傷だったりすることがわかりました。

女の嫌な部分は、自分を守るために必死に戦っているようにも感じます。戦いを続ける限り傷は深くなり、泥沼の戦いにしかなりません。

自分が抱えている心の傷、彼女が抱えている心の傷に気づくことで、その傷を適切に治療ことができます。

女性の皆様には、未だに残る男性優位社会におけるサバイバル・ゲームから一刻も早く離脱し、穏やかに気持ちよく日々を過ごせることを願っています!

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